《バツ1子持ち、それでも大好きだよ先生!》美憂が生まれて、華の子育て奮闘記♪
17時15分過ぎに円香さんが現れた。



何故か私まで緊張してきた。



円香さんが私たちのいるリビングに入って来る。



私は満那人君の背中を叩いた。



「あら、どうして華さんがいるの?よくも由美のとこに来られたわね。」



由美さんが、『円香いい加減にして、私と華ちゃんは仲良しなんだからね。



円香ももっと素直になりなさいよ。



ほら満那人君円香の事待っていたんだから。』



「満那人が私に何の話しがあるというの。満那人は私の事母親と認めてくれなかったんだよ。



私は満那人に嫌われているんだからね。」




私は黙っていられなかった。



「佐野先生お願いだから、満那人君の話しを聞いてあげて。



彼は佐野先生を嫌ってなんかいない。



寧ろ母親になってほしいと思ってるの。



だから満那君をしっかり受け止めてあげてほしい。」



佐野先生が私を睨み付ける。



『あなたになんか分かるはずがない。



バカみたいに幸せなあなたに、私の辛さなんて分からないに決まってる。』







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