calendar〜学校で大人気の週間男子達から溺愛されてます!?〜
「……たくっ、お前は入寮初日からドジ散らかすなよな。怪我したらどうすんだよ」

ツンとした顔で文句を言いながらも、大樹君のグラスをしっかり手で支えてあげている煌君。

「うわ、煌! サンキュ、たすかったー!」

頭をかきながら元気よく笑う大樹君に、煌君はぷいっと顔を背ける。

「……べ、別に助けたわけじゃねぇし! ジュースが床にこぼれるのが嫌だっただけだろ!」

そのやり取りが面白くて、思わずクスッと笑いがこぼれてしまう。

一見近寄りがたそうに見えた男の子たちだけど、みんなすごく優しくて、にぎやかで温かい。

(……よかった。男の子ばかりでどうなることかと思ったけど、すごく楽しいかも)

ふと視線を感じて振り返ると、ソファーの端で静かに紅茶を飲んでいた月城君と目が合った。

「……楽しそうだな」

「あ……月城君! うん、みんなすごく優しくて楽しいよ」

私が答えると、月城君はふっとかすかに口元を緩めた。

「ならいい。……これからよろしくな、周防」

「よろしくね、月城君!」

こうして賑やかで美味しいパーティーは、夜遅くまで大盛り上がりで続いていったのだった。
< 13 / 13 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

  • 処理中にエラーが発生したためひとこと感想を投票できません。
  • 投票する

この作家の他の作品

クールな氷の王子は無自覚地味子を独占したい
あきな/著

総文字数/48,772

恋愛(純愛)115ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
自分は地味だし、男子にモテるなんて思ったこともない。 学園一クールなモテ男子、氷室冴君となんて、一生関わることなんてないと思ってたのに……。 「……お前が他の男と笑ってるだけで嫉妬で狂いそう」 私には興味がないと思っていた氷王子が、私だけに『激重な本音』をダダ漏れさせてきます――!?        無口で冷徹な学園一の氷王子×無自覚地味子 「俺だけを見ろ」 「ほかの男となんて喋らなくていいだろ」 氷室君の甘い本音で翻弄されっぱなし… 地味子な私と独占欲全開な氷王子の甘すぎる過保護な日々が始まりました。 私の学園生活、どうなっちゃうの!?            この溺愛、目が離せない!!    \クールな氷王子の激重本音が溢れ出す溺愛王道ラブコメディ! /

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop