calendar〜学校で大人気の週間男子達から溺愛されてます!?〜
「凄すぎ……あんな漫画みたいな完璧な男の子、本当に実在するんだね……」

隣で呆然と溜息をつく瑚夏に、私も小さく頷いた。

「うん……頭も良くてかっこいいなんて、本当に住む世界が違う人って感じだね」

あんなに華やかで完璧な人が、私みたいな普通の生徒と関わることなんて——これから先、一度だってあるはずがない。

そう思いながら、私は他人事のように拍手を送っていた。

……この時までは、本当にそう思っていたのだ。

式がすべて終わり、ホームルームで担任の先生から「成績上位者は、放課後になったら敷地内にある『特別寮』へ向かうように」と告げられるまでは。
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