ミュージック・プロジェクト! 〜デビューをかけた秘密のアイドル大作戦!〜

2ndミッション、スタート!

翌日

朝のチャイムが鳴り響いたその瞬間

学園中のスマホの着信音が一斉に鳴り響いた。

…来た!

スマホを確認し、画面を開く

【NMP 2ndミッション 自分の個性を爆発させろ】

「…自分の、個性…?」

.⋆𝜗𝜚 ┈┈┈ ⋯ ┈┈┈ 𝜗𝜚

「…難しいタイトル、だよな」

「抽象的だよね」

「んー…」

NMPの2ndミッションは、【個性を爆発】というものだった。

期限は今から1ヶ月後。

裏庭の大庭園にある野外ステージに立ち、パフォーマンスを披露する。

使用できる曲は、今回は学園側が用意してくれた既存曲。

魅せ方・演出・振り付けなどのアレンジは自由

ただし、条件は1つ

参加メンバー全員の個性を活かすこと、だ。

「…で、どうする?」

蓮くんが私達を見渡した

「個性…爆発…」

「単純にパフォーマンスする、ってだけじゃダメだよね〜」

頬ずえをしながら、律くんが悩ましい顔でそう告げる

「個性をただ出しすぎても、統一感が無くて駄目だしな」

「…面倒くさい」

「お前なぁ…」

はぁ…と蓮くんがため息を着く

そんな皆を見ながら、私は考えた

個性を出すこと

それぞれの魅力を統一させること

全員で1つのステージを作ること

─その3つをどうやって絡ませるか。

「…ねぇ、みんな。」

「ん?」

「一度、案を出さない?
やりたい事、やりたくない事、自分の最も輝く個性
全部。」

静まり返った教室

…どう、かな…。

「…確かにいいかもな。」

「うんっそうしよー!
この僕が天才なアイデア出してあげるからっ!」

「…演技が披露したい」

次々に飛び交う彼らの言葉

それぞれが自身のやりたい事、個性を口に出す

…よかった。

言ってみてよかった。

私は心から、そう思った。
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