『これでいいのだろうか…。』

新しい出会い

蒼空と陸が仲良くなってから何週間か経った。
今日は初めての席替えの日。
席を動かし終わり隣同士で挨拶をした。
『よろしくお願いします』と心音は紙に書き蒼空に見せた。
「よろしくね、無理に話さなくてもいいからね」と蒼空は言った。
キーンコーン カーンコーン休み時間が始まるチャイムがなった。
すると、別室から陸が来た。
「蒼空、修学旅行のことでお願いがあって…。もしよければ同じ班になってくれないか?」とどうしても同じ班がいい様子で頼んだ。
蒼空は「僕でもいいの?ありがとう!」と嬉しそうに言った。
心音は『修学旅行……。どうしよう、まだ友達もいない…』と不安だった。
陸が心音が不安そうなのに気づいた。
「蒼空、隣の子も誘ってもいいかな?」と言った。
「うん、いいよ」と蒼空は言った。
2人は心音によければ同じなんにならないか聞いた。
心音は『いいんですか?こちらこそよろしくお願いします』とメモ帳に書いた。

夕暮れの帰り道、3人は1人で帰っていた。
心音は「自分に友達ができるだなんて……」と自分に友達ができると夢にも思っていなかった。
家に向かって歩いている陸も心音と同じ気持ちだった。
「友達かぁ、1・2年生の時はできなかったのにな……」と少し嬉しかった。
その頃、家についている蒼空は、不安だった。
「高校に行けば、もう離れてしまう……」
3人は、友達ができた嬉しさもあったが不安や悲しみも少しあった。
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