星降る夜に
夜風が頬を撫でる


私は空を見上げた


「でも、その人、転校しちゃった」


「……そっか」


「私、好きって言えなかったんだ」


凪はしばらく黙っていた


そして、


「後悔してる?」


と聞いた


「……分かんない」


本当は、分かっていた


後悔している


ずっと


でも、言葉にすると何かが壊れてしまいそうだった


だから私は、


「けど、大丈夫」


と笑った


凪は何も言わなかった






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