星降る夜に
それでも私は通った


ベンチに座る


空を見る


そして思う


――凪、来ないかな


でも来ない


会いたい


そう思った


初めて、はっきりそう思った


私は凪に会いたかった


話したかった


隣に座りたかった


くだらない話をしたかった


星を見たかった


そして、やっと気づいた


私は――


凪が好きだった


気づくのが遅すぎた


透のときと同じだった


大切になってから、その人がいなくなって初めて気づく
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