『君が死ぬ7日前、何度でも君に恋をする』
第12章 君が隠していた、ほんとうのこと
7月14日。
目が覚めた瞬間、私はスマホの日付を確認した。
4度目の7月19日まで、あと五日。
何度も繰り返してきた朝なのに、今日だけは少し違っていた。
昨日、蒼空が言った言葉が、頭から離れない。
『いつか、ちゃんと話すから』
その言葉の意味を、私は知りたかった。
蒼空が何を隠しているのか。
どうして、病院へ行っているのか。
そして、どうして何度も私をかばって死んでしまうのか。
「……もう、知らないふりなんてできないよ」
制服に袖を通し、私は家を出た。