私はキミと仲良くなりたい
2.顔合わせと自己紹介

この学校は、推薦特待生制度を使っている人以外は、基本的に親の権力で、この学校に入っている。
入試はあるけど、形だけの入試で、点数は参考程度。
だから、私も簡単に一位が取れた。
推薦特待生制度は、県で学力が高い生徒が、推薦されて、入試を受けずに作文がいい生徒が入学する。
推薦特待生は、各クラス一人しかいない。
この学校は一学年三クラスしかないから、中等部全体で九人しかいない。
まあ、どうせかかわらないし、私には関係ないか。
そう思っていたら、担任の先生が入ってきた。
「一年一組の担任で、理科の物理と科学を担当する渡辺(わたなべ)です。一年間よろしくお願いします」
担任の先生か。
今年は理科の先生なんだ。
あまり興味がないというか、まあ、かかわらないであろう私は。
「それでは、みなさん自己紹介をお願いします。出席番号順に一番から順にお願いします。それでは、一番の人から」
「一番の青木 結(あおき ゆい)だよ!仲良くしようね。ファッションとかメイクとか好き!よろしく!」
私は、氷室だから……。
あ、二十二番だ。
自己紹介なんて、めんどくさいなぁ。
どうせ、かかわらないし、したい人だけすれば十分。
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