私はキミと仲良くなりたい
3.もう一度
「え……?」
今、何て言った……?
――なんて、言うと思った?
葉子ちゃんの声が、頭に響く。
「ふふっ。簡単に騙されたわね。――みんな、こっちよ」
この前と同じに、ずらっと囲まれる。
私、葉子ちゃんと、友達にならなかったっけ……?
ううん、違う。
きっと、葉子ちゃんは友達、なんて思っていない。
私の勘違いだ。
仲良くしよう、とは言ったし、言われた。
でも、若葉ちゃんと違って、友達とは言っていなかった。
全部、私の勘違い。
それに気づいて悲しくなる。
一緒にお弁当を食べて笑った日。
遊ぼう会を計画して、ANOをやった日。
全部楽しかったし、友達になれていたと思ったのに。
全部私の勘違いだった。