好きっていったら、困りますか
「はいはーい」


一ノ瀬が手を上げた。彼女はなんて言うだろうか。


「普通の日常かな。毎日が宝物だもん!」


一ノ瀬の言葉にドキッとした。毎日が宝物。俺には理解できなかった。ただ、その言葉とそれを口にした彼女の笑顔だけは何故か講座が終わった後も、頭から離れなかった。


________


講座が終わり、部屋に戻ると伊良皆が話しかけて来た。


「お前ら2人でどこ行ってたんだよ。デートか?海莉ちゃん可愛いし、白崎よりいい男たくさんいるよ。俺とか!」
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