心の居場所
この日、私は屋上へ行かなかった
まっすぐ家に帰った。
自分の意思というより足が勝手に動いていた
頭の中は絶望に包まれて何も考えられなかった
「ただいま_____」
私は家の玄関の扉を開ける
『あら、おかえりここちゃん』
ダイニングテーブルに座ってテレビを見ているお母さんがいた
「ママ…」
『テストの結果どうだった?ここちゃん』
「あ、あのね、その…」
『何どうしたの?まさか成績落ちたとか言わないでしょうね』
「それが…」
『ちょっと、成績表出してちょうだい』