俺にだけ弱さを見せろ~無口な生徒会長の過保護な溺愛命令~

帰り道

私も慌てて自分の荷物をまとめ、鞄を抱え直す。

「常磐」

帰る間際、制服の上着を羽織った九条くんが、私を振り返った。

「あ、はいっ!」

「明日も放課後、生徒会室に来い。……遅れるなよ」

「……! はい、分かりました!」

私が頷くと、九条くんは一瞬だけ目元を緩めたように見えたけれど、すぐにいつもの無口でクールな表情に戻り、静かに生徒会室を後にした。
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