最後の謎は君だった
「昨日、浅井さんは昼休みに図書室へ行ったよね」

「……うん」

「そのとき、図書室に誰かいた?」

 私は記憶をたどる。

「……何人かいたと思う」

「誰?」

「えっと……」

 名前を思い出そうとする。

 でも。

 うまく出てこない。

「ごめん。ちゃんと覚えてない……」

「そっか」

「……役に立てなくて、ごめん」

「謝らなくていい」

 零は即座に答えた。

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