最後の謎は君だった
 零は紙を裏返した。

「犯人が、どうして浅井さんの机に答案を入れたのか」

「……!」

 私は息を呑む。

 そうだ。

 考えてみれば、おかしい。

 答案を盗んだだけなら、わざわざ私の机に入れる必要なんてない。

「じゃあ……私を犯人に見せること自体が目的だった?」

「たぶん」

「でも、どうして私なの?」

 零は黙った。

「……それは、まだ分からない」

「そっか」

 
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