最後の謎は君だった
「資料室の鍵を最後に使ったのが、昨日の放課後だったらしい」

「誰が?」

「それが分からない」

 零は歩き出す。

「行こう」

「どこへ?」

「資料室」

 旧校舎へ続く廊下は、普段の校舎より少し暗かった。

 窓から入る夕方の光も、どこか薄い。

 廊下の突き当たり。

 古びた扉の前で、零が立ち止まる。

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