最後の謎は君だった
零はしゃがみ込んだ。

 鍵穴を覗いている。

「何してるの?」

「傷」

「傷?」

「鍵穴の周り」

 私は近づいて見る。

 確かに、鍵穴の周りに細い傷がいくつかついている。

「これって……」

「無理やり開けようとした跡かも」

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