純愛オーバーフロー
廊下


「七瀬ってさ」


陽稀が歩きながら言う


「なんであんな奴らと一緒にいるの?」


「え?」


「いや、だって普通に嫌じゃん」


「……でも、莉奈ちゃんたちは私の友達だから」


陽稀と奏が顔を見合わせる


「……友達?」


陽稀が苦笑する


「七瀬、それ本気で言ってる?」


「うん」


ひなのは不思議そうに首を傾げた。


奏はそんなひなのを見て、少し悲しそうに笑った。


「七瀬は、優しすぎるんだよ」


「……?」
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