純愛オーバーフロー

近づく距離







「……おはよう」


教室に入ったひなのは、小さな声で挨拶をした


昨日のことがあってから、教室に入るのが少し怖かった。


莉奈たちはまだ来ていない


ひなのはほっと息を吐いて、自分の席に座った


「七瀬!」


突然、後ろから声がする


「ひゃっ……!」


振り返ると、そこには瀬戸陽稀が立っていた


「おはよ!」


「お、おはよう……」


「昨日ぶり!」


陽稀はニコニコしながら、ひなのの机に手をついた


「今日、一緒に昼飯食おうぜ!」


「え?」


「俺と奏と」


「……私も?」


「もちろん!」
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