俺様で冷徹なハイスペック医師は ツンデレで不器用で激甘な素顔を隠せない
3話 深夜のナースステーション
ナースステーションの1角で、青白いPCモニターの光が律のシャープな側顔を浮かび上がらせていた。
時計の針は午前3時を回っている。
卓上には葵の最新の遺伝子多型解析、CYP代謝酵素活性、血清心筋脱落酵素と免疫データの推移、そして海外の最新医学論文が整然と並べられていた。
「御堂先生……まだお休みになっていないのですか」
当直医がコーヒーのカップを手に、恐る恐る声をかける。
律は視線すら動かさず、キーボードを叩く長くて美しい指先を止めない。
「睡眠などという無駄な生理現象に割く時間はない。……見つかった」
「え……?」
律は画面を示した。
そこには、葵の心筋組織の微小血管攣縮と局所浮腫をピンポイントで遮断する、全く新しい薬剤の「多剤微量持続投与プロトコル」が組み上げられていた。
時計の針は午前3時を回っている。
卓上には葵の最新の遺伝子多型解析、CYP代謝酵素活性、血清心筋脱落酵素と免疫データの推移、そして海外の最新医学論文が整然と並べられていた。
「御堂先生……まだお休みになっていないのですか」
当直医がコーヒーのカップを手に、恐る恐る声をかける。
律は視線すら動かさず、キーボードを叩く長くて美しい指先を止めない。
「睡眠などという無駄な生理現象に割く時間はない。……見つかった」
「え……?」
律は画面を示した。
そこには、葵の心筋組織の微小血管攣縮と局所浮腫をピンポイントで遮断する、全く新しい薬剤の「多剤微量持続投与プロトコル」が組み上げられていた。