あの桜の木の下でもう一度、出逢いたい
驚きと戸惑いで心臓がバクバクと音を立てる。
でも、それ以上に――私の言葉を誰かが受け止めてくれたことが、飛び上がるほど嬉しかった。
『嘘だと思って書いたので、返事が来てびっくりしました。
私は佐倉海月(さくら みつき)といいます。中学1年生です。
クラス替えで友達と離れちゃって、うまく話しかけられなくて……。
あなたは、何年生ですか?』
緊張で指先を震わせながら、シャープペンで続きを書き込んでいく。
名前まで書いてしまってから、「あ、相手は名前書いてないのに大丈夫だったかな」と少し焦ったけれど、もう消しゴムで消す勇気もなかった。
ノートを元あった場所に戻し、石をそっと乗せる。
あのノートの向こうにいる誰かと、ほんの少しだけ心が繋がったような――不思議であたたかい予感を抱きしめながら、私は教室へと走った。
でも、それ以上に――私の言葉を誰かが受け止めてくれたことが、飛び上がるほど嬉しかった。
『嘘だと思って書いたので、返事が来てびっくりしました。
私は佐倉海月(さくら みつき)といいます。中学1年生です。
クラス替えで友達と離れちゃって、うまく話しかけられなくて……。
あなたは、何年生ですか?』
緊張で指先を震わせながら、シャープペンで続きを書き込んでいく。
名前まで書いてしまってから、「あ、相手は名前書いてないのに大丈夫だったかな」と少し焦ったけれど、もう消しゴムで消す勇気もなかった。
ノートを元あった場所に戻し、石をそっと乗せる。
あのノートの向こうにいる誰かと、ほんの少しだけ心が繋がったような――不思議であたたかい予感を抱きしめながら、私は教室へと走った。