転校生はイケメン君。
ガラッ。


【萌奈可ー。カンバックー】



先生が来たのかと思ったら、零。


【また、零。忘れたのー?】


奥田零ーおくたれい。


幼じみでもある零はイケメンで女子にも人気のくせに、なぜか私のところに毎日何かと忘れ物はしては隣のクラスにくる。



【あはは。さすが萌奈可様。】



何年いてると思ってるんだ。



【何忘れたの?】



確か昨日は数学だったような。


その前は宿題。



その前は…。



【…宿題みせてくれー。次当たるんだ。数学。】




クラス違うから、宿題も違うはずなのに【それでもいいからみせてくれー】ってゆうてくる。




【たく。夜遅くまでゲームばかりするから。】



隣同士でいつもどこでも一緒だった私と零。



【そおいれば、噂の転校生はどこ?萌奈可。】



昨日帰りがたまたま一緒で零に話たら、【へー】って言うてた。


【本当の目当てはそれか。残念やけど、女子じゃないからね。】


全く聞いてなかった零に年を入れておいた。



【あれ?まさかして王太か?】

零がゆう。


【零、知り合いなの?】


確か王太って五木君の下の名前だよね?


【あぁ。中学の時クラスが同じで。】


私と零は一時中学だけ違った私達…。


【…そぉなんだ。】


意外と謎な二人。

【こら、チャイムなったのがわからないのか。】

と同時に担任が入ってきた。


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