DEVOTION
もう、何度こうして朝を迎えただろうか。
"あの日"からいったいどれほどの時が経ったのだろう。
『強くなる』
何度も、何度も、自分に言い聞かせてきた。
それなのに、"あの日"は色褪せることなく、
今もなお、私の中に嫌な記憶として残り続けている。
掌に残る、生ぬるい温度。
腕の中で、少しずつ冷たくなっていく身体。
その感触を、私は今でも忘れることができない。
ねぇ、あの日、あの時。
あなたは、何を言ったの?
私に、何を伝えたかったの?
最後まで聞くことのできなかった、あなたの言葉。
唇を噛み、溢れ出しそうになる涙を必死に堪える
それでも、堪えきれなかった想いが
ぽつりと零れ落ちた。