甘くて冷たい青葉くん。
「やっぱあの2人お似合いだよね~」
「まじで付き合って欲しいわ」
クラスのみんなもそう言っているけれど。
一応青葉くんの彼女は、わたしなんだけどな……。
ちょっと俯いて落ち込んでいると。
「糸井さん、よろしくね。」
「あ、宇部くんよろしくね。」
私と由梨ちゃんと同じ班になった、宇部昴(うべ すばる)くん。
宇部くんは去年も同じクラスだったんだ。
誰にでも優しくて、好青年。
青葉くんとは真逆のタイプだけど。
みんなからは白王子って呼ばれてるんだ。
「俺じゃ嫌だった?」
「え?そんなことないよ。」
宇部くんが顔を覗き込んできた。
本当は青葉くんと同じ班になりたかったけど…青葉くんが隣にいる手前そんなことは言えなかったよ。