スノードロップ
「……俺に乗り換えればいいのにね」


「へ?なんか言った?」


「んーん?なんにも?」


何かボソッと聞こえた気がしたけど、気のせいだろうか。


「それより今日デートしようよ〜」


「お断りします。」


「冷たいな〜心優ちゃんは〜」


「気持ち悪いのでやめてください」


「気持ち悪い?それマジで?」


「声がキモい」


「あらあら」


妙に今日は距離が近い気がする。


さっきだって踊り場でいわゆる顎(あご)クイ?してきたし。


あー、思い出したらキーッってなってきた……


「はぁ…」と深いため息を吐く。


私、どうすればいいんだろう。


そんなこんなで、時計の針は進んでいった。
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