ファーストキスのプロデュース 〜昔フラれた幼なじみを最高の彼氏に育てる方法〜
「昨日、家に帰ってからすぐ書いたんだ」


海斗は照れくさそうに伏し目がちに呟いた。


「俺、不器用だからさ。一度聞いたくらいじゃすぐ忘れちゃうし……夏凜がせっかく俺のために真剣に怒って、教えてくれたことだから。絶対に無駄にしたくなかったんだ」

「っ……」


胸の奥が、ぎゅっと熱く締め付けられた。


目頭がツンと痛み、視界がじんわりと滲みそうになる。


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