15歳、純愛。
番外編
6月の涼しげな空。
今日は私と太陽の結婚式。
少し寝坊した私は、慌てて支度を終えてお母さんの車で移動中。
「やばーい!!間に合うかな…」
「だから昨日早く寝ろっていっただろ!」
「えーだって、昨日でドラマ最終回だったんだよ~」
「ドラマより、結婚式優先だろ!?」
私達の日常は、いつも騒がしくて。
そんなちっぽけな会話さえも毎日が楽しくて。
式場に向かう車の中で、ふと空を見上げた。
少し雲がかっているあの中で、きっと光ちゃんが祝福してくれているんだ。
「…なんか緊張してきた」
「大丈夫だよ、俺がいるんだから」
そう言って太陽は車の中で私の手を握った。