君の炎が消えるまで

Prolog

 「ごめんね、澪奈。私、明日にはもう居ないかも。」


そう告げたのは私の幼馴染であり、大親友の炎だった。


「えっ。」


突然の事に私の口から出たのは、その一言だけだった。

その時、私は炎が冗談を言っているのかと思った。

けど、炎は冗談を言うような子じゃないし、ましてやこんな冗談は言わないだろう。

だから私は、引っ越しか何かだと思っていた。


少なくとも、その時までは。


これから、さらに衝撃的な事実を告げられる事を私はまだ知らなかった。


少し、時を遡る。
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