私はキミと仲良くなりたい ~ハロウィンSS①~
「んん……ふにゃ……」
うっすらと目を開けて、時計を見ると……12時。
えっ⁉
いや、12時⁉
しかも、夜中の……。
ちょ、ちょっと。
「は、葉子、起きて!夜中の12時!」
「ん……はにゃ……。へっ⁉」
さすがに葉子もびっくりしたみたいだった。
「い、急いで帰りな!」
一度帰らないと親が心配するから、支度をして超特急で家を出た。
葉子に、
「送る?」
と聞かれたけど、一人で帰れると断って、走って家に向かう。
絶対、こんな時間に帰ったら怒られるよ!
……と思ったけど。
帰ったらだれも家にいなかった。
ふぅ……。
うちは、お金持ち?だけど、お手伝いさんとかは雇ってないんだよね。
だから、家事も自分でやるし、ご飯を作ったりするのも自分。
ううっ、家にお手伝いさんとかいたらやばかったな……。
ギリギリのギリギリで親がいなくてよかったぁ……。
多分もうすぐ親が帰ってくるから、お風呂に入るのと夕飯(というより夜食)をあきらめ、着替えて布団に入ると、夜遅いのもあり、すぐ眠りについた……。
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