ほな、今度こそえっちしよか?
「キ、キスですか?」

「なんや、嫌なん?」

「嫌なわけないです!」

また即答してしもた。

泉さんが俺の頬に手を添える。

「ほな、目ぇ閉じて」

「はい!」

俺は慌てて目を閉じた。

……あれ?

なんも起こらへんぞ?

恐る恐る片目を開ける。

「ぷっ!悠、顔怖いわ!」

「泉さん!」

「ごめん、ごめん!」

この人、絶対楽しんどるやろ!

泉さんが笑いながら顔を近づけ
る。

そして、唇がそっと重なった。

……あかん。

俺、今日のこと一生忘れへんわ。

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