学校一のおバカ男子は、IQ200の意地悪でした。
彼はそれを、信じられないほどの速度で読み進めている。



数ページをわずか数秒でスキャンするように眺め、すぐに次のページへと指をかける。



その動きに、一切の迷いはない。ただ文字を目で追っているのではない。


その恐るべきほどの頭脳で、瞬時に内容を完全に理解し、頭の中で再構築しているのが、素人の私が見ても伝わってくるほどの圧倒的な、そして恐怖すら感じるほどの集中力だった。



なんなの、これ……。



如月くんが、こんな……嘘でしょう?


あまりのギャップに、私の思考回路が完全にフリーズする。
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