学校一のおバカ男子は、IQ200の意地悪でした。
無理をしなくていいということは、最初から私にお兄ちゃんと同じレベルの期待なんてしていないということだ。





お兄ちゃんのように完璧になれない私を、ただ「無能な妹」として優しく保護しようとしているのだ。



なんだか、自分の中で変な風に腑に落ちる。
そっか、私には期待してないよね。


なんだか、気持ちがきゅっとして、自分の部屋へと足早に戻った。




ドアを閉めた瞬間、その場に自然と崩れ落ちた。
鍵をかけ、机の前に座る。教科書を広げても、文字が滑って全く頭に入ってこない。
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