学校一のおバカ男子は、IQ200の意地悪でした。
心臓がバクバクと暴れ狂っていて、視界がチカチカしてカメラどころではない。私の顔は、きっと外の雷よりも真っ赤に燃え上がっていたと思う。
でも、教えられている途中で、ふと気になって真横にある彼の顔を見上げてしまった。
至近距離の彼の瞳は、カメラのファインダーではなくまっすぐに私の横顔を見つめていた。
その瞳の奥には、いつも私をからかうような軽薄さは微塵もない。
「ちょっと、如月くん?」
「ん、何?」
きょとんとした顔で見つめられて、私は思わずそっぽを向いた。
「な、なんでもないです……」
「照れちゃって。紬ってすぐ顔が赤くなる」
私の顔が真っ赤に染まる気がした。
「如月くん!」
「ごめんごめん、怒んないの」
「怒ってないもん」
ふふ、と2人の笑い声が、暗い部室に響いた。
でも、教えられている途中で、ふと気になって真横にある彼の顔を見上げてしまった。
至近距離の彼の瞳は、カメラのファインダーではなくまっすぐに私の横顔を見つめていた。
その瞳の奥には、いつも私をからかうような軽薄さは微塵もない。
「ちょっと、如月くん?」
「ん、何?」
きょとんとした顔で見つめられて、私は思わずそっぽを向いた。
「な、なんでもないです……」
「照れちゃって。紬ってすぐ顔が赤くなる」
私の顔が真っ赤に染まる気がした。
「如月くん!」
「ごめんごめん、怒んないの」
「怒ってないもん」
ふふ、と2人の笑い声が、暗い部室に響いた。