初恋は20歳年上の要くんでした
2017年4月30日

「ねぇ、とーさん」

「あ?なんだ」

新聞を熱心に見ながら、私のことを見ずに返事をする。

「私、100点取ったよ!しかも、100点取ったの、学年で私だけなんだよ?凄くない?」

「そうか。だからなんだ?」

父は冷めた声でそう言い返される。

「え?褒めてくれないの?」

そりゃあそんな疑問が浮かぶだろう。

褒められると思ったのに。

「は?誰が褒めると言った。100点を取って当然だろう。」

そんな…

私は泣きそうになった。

褒めてくれると思ったのに。

そんな気持ちになった時、さらにきつい言葉がのしかかってきた。

「落ち込んでる暇があるなら、次の勉強に早く取り掛かれ!」

首が45度に傾いていたのが、その言葉のせいで90度傾いてしまった。

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