もしもこの先-先生との約束-(仮)

過去を知ったあとは
琉球ガラス村でのお昼


お昼を食べたあとは
とてもキレイなガラスを
たくさん見ることが出来た。


ガラスで作られたかわいい
ハート型のストラップを見つけて
それを買おうかみんなで
悩んでいた…


そんな時

一人買いものをする
坂口先生を見つけた。


「頼んでみる…?」


太郎調査官は集合し
相談していた…


「優ちゃん行ってみなよ!!」


「私が?!」


「うん!リーダーでしょ♪」


「いつから?!」


「今!」


あはは〜♪


笑いごとじゃないでしょ。


「じゃあ、
咲ちゃん一緒に行こう★」


伊藤 咲 (イトウ サキ)


中間テストのとき、坂口先生が
ライバルだと教えてくれた
伊藤さんとは今では仲良し☆


太郎調査官の一員。


「いいよ♪」


咲ちゃんはすんなり
OKしてくれた。


「先生、これ買って!!」


「どれ?」


「これっ♪」


そのストラップは二千円近くする


高いかな〜って…
てか先生が個人的に
生徒に買っちゃまずい…?

とか色々考えてたら


「いいよ?」


こそっと言ってくれた。


一緒にいたはずの咲ちゃんは
隣にいなく、あれ?って
見たら近くの雑貨を見ていた…


咲ちゃんと二人でいる
つもりになっていた私は
急にどうしようって…

先生の「いいよ」って言葉の
返事が出来なかった。


「あ、やっぱいいや。
先生、ばいばいっ」


また逃げちゃった。


先生はまた
不思議そうに私を見てますか…?
< 169 / 202 >

この作品をシェア

pagetop