隣のかわいい彼氏くん
私、富木奈央子! 中学2年生だよ。
樹「奈央〜! まだ~?」
奈央子「は~い!」
玄関を出るとほっぺをふくらませて待っていた男の子がいる。
その子は私の幼稚園からの幼馴染、松本樹だ。
家が隣だから、いつも玄関で待ってくれる。
樹は身長が高くてクラスのリーダー的な存在。いわゆる陽キャってやつ?
通りかかった女の子たち「あ、見て! 松本くんだよ。
今日もかっこいい~
昨日ファンクラブ長が『松本樹様は神!!!』とか言ってたよね~」
聞こえた通り樹はモテる。めっちゃモテる。
そんな人気者が私のこと大好きなかわいい彼氏だっていう現実にまだ頭が追いつけないや。
樹「奈央? 聞いてる?」
奈央子「あっごめん、何の話?」
樹「もうすぐのぞみちゃんの誕生日でしょ? 俺の親とか兄ちゃんとか奈央の親もみんなでのぞみちゃんがびっくりするようなパーティー開こうって話」
奈央子「確かに、お姉ちゃんの誕生日もうすぐだね。今日の放課後プレゼント買いに行く? 日向くんも彼氏だからいいもの買ってあ
げたいと思ってるんじゃないかな」
紹介が遅れたけど、のぞみは私の2個上の姉で、日向くんは樹の2個上の兄で姉・のぞみの彼氏だよ。
***
放課後、樹がかばんを持って私の席まで来た。
樹「奈央! プレゼント買いに行こ! 別の学年なのに兄ちゃんが教室の前まで来て待ってくれてるよ」
日向「うちは保育園から大学までつながってる一貫校だからな。いつでも入れるぞ。ってそんな話してる場合じゃない! おーい、のぞみの誕プレ買いに行くぞ! 樹、奈央、早くしろ~」
奈央子「ほんとだ。日向くんちょっと待ってね」
帰りの支度をして教室を出る。
日向「のぞみ、何をもらったら喜んでくれるかな」
奈央子「お姉ちゃんね、最近ずっと部屋で『日向とお揃いのもの欲しいなぁ』ってつぶやいてるよ。この前何が欲しいのって聞いたら
『日向とお揃いのキーホルダーとか筆記用具とか』って言ってた」
樹「じゃあ兄ちゃん、なんかお揃いのもの買ってあげたら?」
日向「う~ん、シャーペンとキーホルダーにするか」
***
お店に着いた。
奈央子「わぁ...かわいいものがたくさん!」
日向「よっしゃ、シャーペンとキーホルダー探すぞ!」
樹「おー!」
3人で手分けしてお姉ちゃんが好きそうなものを探した。
レジに向かった。
店員「ありがとうございます。彼女さんへプレゼントですか?」
日向「はい、そうです」
店員「やはりそうでしたか。商品を見ているとき、みなさん楽しそうだったのでうれしいですね。かわいくラッピングしますね」
日向「ありがとうございます」
会計を終えて、帰り道についた。
奈央子「あ、今日お母さんが『日向くんと樹くんを家に呼んで』って言ってた」
樹「やったぁ! おばさんのご飯食べたいな」
日向「プレゼントどこに隠そうか考えないとな」
奈央子「私の部屋でいいよ」
***
奈央子「ただいま~」
樹・日向「おじゃましま~す」
加奈「おかえりなさ〜い。あ、樹と日向もいるじゃん」
1番上のお姉ちゃんで、のぞみお姉ちゃんの3個上だよ。
樹「加奈ちゃんやっほ~」
のぞみ「奈央おかえり。日向と樹もいるね。今日晩ご飯こっちで食べるの?」
日向「ああ」
花「おかえりなさい」
花は私のお母さんだよ。
奈央子「日向くん、樹、荷物貸して。部屋に置いてきてあげる」
樹「ありがと〜。でも荷物多いから俺もついていく」
荷物を置いて、リビングに戻った。
日向「おっ、今日はカレーか」
全員「いただきま~す!」
樹「あちっ!?」
奈央子「そんな急いで食べなくても、カレーは逃げないよ」
私は思わず笑ってしまった。
のぞみ「あ、奈央。あとで部屋の充電器借りていい?」
奈央子・樹・日向「…!」
樹と日向くんの手が、ぴたりと止まった。
のぞみ「えっなに? 私変なこと言った?」
樹「なんか心配だから俺もついていく!」
日向「俺も!」
のぞみ「え、なんでみんなで?」
のぞみお姉ちゃんは、不思議そうに首をかしげた。
奈央子(バレてない…よね?)
樹「奈央〜! まだ~?」
奈央子「は~い!」
玄関を出るとほっぺをふくらませて待っていた男の子がいる。
その子は私の幼稚園からの幼馴染、松本樹だ。
家が隣だから、いつも玄関で待ってくれる。
樹は身長が高くてクラスのリーダー的な存在。いわゆる陽キャってやつ?
通りかかった女の子たち「あ、見て! 松本くんだよ。
今日もかっこいい~
昨日ファンクラブ長が『松本樹様は神!!!』とか言ってたよね~」
聞こえた通り樹はモテる。めっちゃモテる。
そんな人気者が私のこと大好きなかわいい彼氏だっていう現実にまだ頭が追いつけないや。
樹「奈央? 聞いてる?」
奈央子「あっごめん、何の話?」
樹「もうすぐのぞみちゃんの誕生日でしょ? 俺の親とか兄ちゃんとか奈央の親もみんなでのぞみちゃんがびっくりするようなパーティー開こうって話」
奈央子「確かに、お姉ちゃんの誕生日もうすぐだね。今日の放課後プレゼント買いに行く? 日向くんも彼氏だからいいもの買ってあ
げたいと思ってるんじゃないかな」
紹介が遅れたけど、のぞみは私の2個上の姉で、日向くんは樹の2個上の兄で姉・のぞみの彼氏だよ。
***
放課後、樹がかばんを持って私の席まで来た。
樹「奈央! プレゼント買いに行こ! 別の学年なのに兄ちゃんが教室の前まで来て待ってくれてるよ」
日向「うちは保育園から大学までつながってる一貫校だからな。いつでも入れるぞ。ってそんな話してる場合じゃない! おーい、のぞみの誕プレ買いに行くぞ! 樹、奈央、早くしろ~」
奈央子「ほんとだ。日向くんちょっと待ってね」
帰りの支度をして教室を出る。
日向「のぞみ、何をもらったら喜んでくれるかな」
奈央子「お姉ちゃんね、最近ずっと部屋で『日向とお揃いのもの欲しいなぁ』ってつぶやいてるよ。この前何が欲しいのって聞いたら
『日向とお揃いのキーホルダーとか筆記用具とか』って言ってた」
樹「じゃあ兄ちゃん、なんかお揃いのもの買ってあげたら?」
日向「う~ん、シャーペンとキーホルダーにするか」
***
お店に着いた。
奈央子「わぁ...かわいいものがたくさん!」
日向「よっしゃ、シャーペンとキーホルダー探すぞ!」
樹「おー!」
3人で手分けしてお姉ちゃんが好きそうなものを探した。
レジに向かった。
店員「ありがとうございます。彼女さんへプレゼントですか?」
日向「はい、そうです」
店員「やはりそうでしたか。商品を見ているとき、みなさん楽しそうだったのでうれしいですね。かわいくラッピングしますね」
日向「ありがとうございます」
会計を終えて、帰り道についた。
奈央子「あ、今日お母さんが『日向くんと樹くんを家に呼んで』って言ってた」
樹「やったぁ! おばさんのご飯食べたいな」
日向「プレゼントどこに隠そうか考えないとな」
奈央子「私の部屋でいいよ」
***
奈央子「ただいま~」
樹・日向「おじゃましま~す」
加奈「おかえりなさ〜い。あ、樹と日向もいるじゃん」
1番上のお姉ちゃんで、のぞみお姉ちゃんの3個上だよ。
樹「加奈ちゃんやっほ~」
のぞみ「奈央おかえり。日向と樹もいるね。今日晩ご飯こっちで食べるの?」
日向「ああ」
花「おかえりなさい」
花は私のお母さんだよ。
奈央子「日向くん、樹、荷物貸して。部屋に置いてきてあげる」
樹「ありがと〜。でも荷物多いから俺もついていく」
荷物を置いて、リビングに戻った。
日向「おっ、今日はカレーか」
全員「いただきま~す!」
樹「あちっ!?」
奈央子「そんな急いで食べなくても、カレーは逃げないよ」
私は思わず笑ってしまった。
のぞみ「あ、奈央。あとで部屋の充電器借りていい?」
奈央子・樹・日向「…!」
樹と日向くんの手が、ぴたりと止まった。
のぞみ「えっなに? 私変なこと言った?」
樹「なんか心配だから俺もついていく!」
日向「俺も!」
のぞみ「え、なんでみんなで?」
のぞみお姉ちゃんは、不思議そうに首をかしげた。
奈央子(バレてない…よね?)