1分後にゾッとするする話

第二章

修学旅行の夜。


女子4人で泊まるホテルの部屋は、ツインベッド(2人用)が2つ並んでいる。


みんなで夜更かしして恋バナをしていたら、急に部屋の電気がパッと消えて真っ暗になった。


「キャー!停電!?」


怖くなって、私は近くにあったベッドに飛び込んで、誰かの布団に潜り込んだ。


「大丈夫、私がいるよ」と、暗闇の中で誰かが優しく私の手を握ってくれた。


よかった。ツインベッドが2つだから、私が入ったベッドにはもう1人、別のベッドには2人いるはず。


みんなの温もりを感じて、安心して眠りについた。



【意味】

この部屋には女子が「4人」いる。

ベッドは2つ。主人公が1つのベッドに潜り込み、「ここにはもう1人、別のベッドには2人いるはず」と考えた。


でも、よく考えてみて。

電気が消える前、みんなはベッドではなく部屋の中で「恋バナ」をしていました。

主人公が暗闇でベッドに飛び込んだとき、すでにベッドの中に「誰か」が寝ていたことになるよね。

友達3人はまだ部屋の床にいたはず。

では、主人公の手を優しく握ってくれた「ベッドの中に最初からいた人」は一体誰……?というお話です。
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