キスするくせに、彼氏じゃない。
こういうとき、どこにいればいいかは知っている。
邪魔にならないところ。
話しかけられないところ。
「瀬川くんたちは、何て書いたの?」
私は階段に足を向けた。
そのとき。
「白石」
呼ばれて振り向く。
律がこちらを見ていた。
「用紙、持ってる?」
「……うん」
「見せてあげて」
邪魔にならないところ。
話しかけられないところ。
「瀬川くんたちは、何て書いたの?」
私は階段に足を向けた。
そのとき。
「白石」
呼ばれて振り向く。
律がこちらを見ていた。
「用紙、持ってる?」
「……うん」
「見せてあげて」