【続】好きだよっ、先生!
すると先生は私を強く抱きしめてくれて。
「俺もうだめだわ……祐奈が可愛すぎてたまんない」
そ、そんなこと…今まで言われたことなかったけど…
なんだかいつもと違う先生の発言に、体温が上昇した。
ふわりふわりと香る石鹸の香りに身を包まれて。
乱れた息を整えたいのに、心臓の音は鳴りやんでくれなかった。
「先生……今日なんかすごい、大胆だね…?」
「こんなの、まだ抑えてるほうだけど」
先生の一言に、心臓がどきっとした。
お、抑えてるとは……!!
こんなんで抑えてるの?これ以上のことがあったら、祐奈…心臓止まっちゃうよぉ…
だって今までのソフトなキスからは、考えられないキスだったよ……
「俺の理性が飛ぶ前に、今日はもう帰るぞ……」
「……それは、どういう?」
「言わせるんじゃないよ…まったく」
何て言いながら私の体からゆっくりと離れた。
私、絶対に顔赤い……。
まともに先生の顔も見れないまま、ネックレスの箱を握りしめた。
ふふっ、プレゼント嬉しいな。
「明日から頑張れよ?」
「…あ、うん、先生もね。今日はたくさんありがと!…大好きだよ~!」
「はーい、じゃあな~」
ちょっと恥ずかしさを残しながらも、いつも通りに大好きと伝えて車を降りた。
「ふぁあ…顔あっつい…」
自分の顔に手のひらを当ててみると、やっぱり熱い。
恥ずかしかったけど…すっごく幸せで。
3年間片思いしてきたけれど、毎日好きを更新中だよ。
そして私は先生の車が見えなくなるまで、大きく手を振った。


