【続】好きだよっ、先生!


注文した料理が机に並んで、取り分けたパスタをパクっと口に運んだ。


「ん、おいひい~しあわへ~」

「本当に美味しそうにたべるよなぁ」


自然とこぼれた笑みに、先生も笑ってくれていて。

あなたと一緒だからより美味しいし、幸せなんですよ?ふへへっ。



「そういえば、先生の誕生日教えてよ~!」

在学中は絶対に教えてくれなかった、椎名先生の誕生日。

理由はね、広まって生徒からプレゼント貰っても困るだけだからって言ってたの。

…モテモテな人にしか使えない理由ですこと。



「あぁ、1月10日」

「え!もう終わってるじゃん!」


そう言って先生はパスタをクルクルっとフォークに巻き付けていた。


「来年、期待してるよ」

「も、もっちろん!何する?何が欲しい~?」

「嬉しいけど、気が早すぎだろ…」



何よりも嬉しかったのは、来年も一緒にいられること。


来年なんてそんな小さな未来ではなくて、この先もずっとだよ。


そして先生の名前に“冬”が入ってるのは、冬生まれだからなのだと勝手に解釈した。

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