お隣さんの距離感がバグってます!
もし言ったら、暴走族の幹部パワーを発動させて空が文字通り夜の街に沈められてしまう


「う、うん! 何にもないよ! 平和そのもの!」


「そうか。……空の奴、昨日の『面談』でずいぶんと肝が据わっていると思ったが、もしあいつが少しでもお前に不審な動きをしたら、すぐに兄さんに言いなさい。レイさんのチームの精鋭たちをいつでも動かせるようにしてある」


「チームの精鋭は動かさなくて大丈夫だから!!」


冷や汗をダラダラ流しながら夕飯を終え、私は逃げるように自分の部屋に戻った


どさりとベッドに倒れ込み、ため息をつく


空のあの言葉は、どういう意味だったんだろう


幼馴染をやめるって、じゃあ私たちはこれからどうなっちゃうの?


もやもやした気持ちのまま、時計の針は夜の11時を回った。


その時、トントン、と隣の窓から微かな音が聞こえた


窓を開けてカーテンをめくると、隣の窓から空が顔を出していた
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