いつまでも・・・

屋上


今日の1限目
体育館での全校集会。


オレはユキの姿を見つけた
元気そうだった。

安心したし、嬉しかった。


オレはシンゴと体育館裏に


「もうすぐオレとマイ
1年になるぞ
スゲェ~だろ!!」



シンゴは
今までの女とは

いつも短い付き合いで終わっていた。

シンゴがマイに
惚れまくっているのは

見ているオレが
一番分かっている。



「早いな、1年か~
お前ら仲いいしな
これからもマイをヨロシクな」



「まかせとけ!」



今のシンゴなら
安心出来るな!

オレの一番の友達だしな!




「お前ら見てると
笑いが出るんだよ

あまりにもバカすぎて!」



「お前な~言っとくけど
お前もバカなんだぞ!」



「はいはい
シンゴ~何か
面白いことね~のか?」



「ないな!」



オレとシンゴは
体育館の屋根に上り
寝転がった。



「シンゴ
滑って落ちんなよ」



「そんなヘマはしね~よ」



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