いつまでも・・・

夜は一人淋しく過ごす日々。


ユキの肌が恋しいんだよ

愛し合いたいんだよ

一人って

淋しすぎるだろが!


隣ではいつも
シンゴとマイの
楽しそうな笑い声が聞こえて


オレは壁を蹴って
あいつら二人の
邪魔してんだぞ!


マイから



「壁蹴るの辞めてよ
ガキみたい」



バカにされてるんだぞ


シンゴ達にムカついて

マイの部屋に
ペットボトル投げ込んで



「何がしたいわけ?」



笑われてるんだぞ!


自分でも笑っちまうし

ユキのことばっか
考えてしまって

眠れない

寝付けない


枕じゃ~
ユキの変わりにはならない

お前の温もりを感じたい

身体で感じたい

求めちゃ~いけないか?


携帯に掛けても
素っ気ない声で
すぐに切るしな。



まさか男か?


そんなわけないよな!


ユキはオレのこと
絶対裏切ったりしない!


言いきれる。


オレだって
裏切ったりしない

絶対にな!



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