いつまでも・・・
秋風

やきもち


ミヅキとナナミから


「タクミの彼女
カワイ~って評判だよ」



「ず~っと前から
好きだったんでしょ?
よかったね、タクミ」



「あぁ、ず~っと前からな」




ず~っと前から・・・


去年の夏から好きになった。


でもオレは
ナナミとセフレになったり

アサミと付き合ったり


この間もユキのこと
ず~っと好きだったって言えるのか?



言えない・・・



アサミのことマジで
好きだったから。



今は、大好きって
ユキに言えるけどな!




昼休みユキのクラスへ



ユキ、お前誰と喋ってるんだ!?

楽しそうに
男と喋りやがって!!




「ユキ!!」




ユキは廊下に出て来た。



「ユキ、喋ってた男誰だよ?」



「一緒のクラスのシン君」



「ふ~ん」



「何?シン君とは友達だから
喋ったりするよ」



ムカつくんだよ!

楽しそうな顔して
喋ってたし

他の男と
仲良くして欲しくね~から


ユキ、お前カワイ~から
下心見え見えの男が
寄って来るんだよ!



スケベ野郎め!!



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