いつまでも・・・

ラブホ


10月に入り朝が涼しく
気持ちよかった。



部屋にシンゴが入って来て


「タクミ~明日マイとさぁ~
ラブホ行っちゃう」



「はぁ!ラブホ!?」



まだ行ったことがないオレは
興味深く聞きまくる



「休憩?それとも泊まり?」



「泊まりに決まってるだろ」



「金は持ってんのか?」



「金曜日の平日に行くから
高くね~し」



「日曜、祝日は高いのか?」


「高いぞ!休憩は安けどな」



平日の泊まりかぁ~

やっぱ行くなら金曜日だよな
次の日、学校休みだからな

ユキを誘ってみようか
でも、イヤがりそうなんだよな

オレの部屋がいいって言うだろうし



メールで探りを入れよう



《ユキ、シンゴとマイさぁ~
明日ラブホ行くんだってよ
マイから聞いたか?

ラブホだってよ!》



《マイから聞いたよ
マイ喜んでた。楽しみだって》



それだけ?

(私も行きた~い連れて行って)

みたいな
ことはね~のかよ



《ラブホだぞ!
めちゃくちゃロマンだよな》



《タクミ先輩の部屋でも
ロマンはあるよ》



オレ、ユキと行きて~し


ユキとラブホに。



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