たまり場
* 裏 *
「んあ~俺。今日俺んち掃除するで…来たらあかんよ?明日は来ていいから。て
かその分明日は俺んち自由にどうぞっ~。」

翼はあたしを車に乗せ、真世と携帯で話している。

翼…掃除するんだ。

偉いなあ~。


確かに最近…酒の缶溜ってきたしな。

「…家着いたら、しっかり食べるんだぞ?」

「…うん。」

「家着くまで寝てな?」

「わかった。」


あたしは翼の車の中でまた深い眠りに着いた。

翼の言う通り家に帰ったらご飯をきちんと食べなきゃいけない。


だけど、朝帰りしたあたしを親は許すわけがない。



ご飯なんか…食べさせてくれるわけがない。
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