奴のとなり



変な奴は、お前だよ・・・。



ここまでで直ぐ帰るなら、
さっきの公園で別れてもよかったのに。



きっと奴の中には、
今日の嫌な思いがまだ根付いていて、
だからこそ家まで送ってくれたんだろう。



着替えもせずにベッドにダイブする。



少し跳ねて落ち着くと、
あたしは今日の出来事を振り返っていた。



何も知らないのはあたしも同じなのに。







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