秘密
17『春吉と愛華』今日はさくらちゃんと黒木が羨ましいしく感じたなぁ。凄くゴージャーなお洒落はバー。最近出来たのかなぁ。『愛華』?あのモデルの愛華さんと同じ名前?あ、愛華さんだ。雑誌とかテレビで見るより綺麗だなぁ。え、お父さん?え、なんで仲がいいのかなぁ?お父さんと愛華さんどう言う関係なの?あら、可愛いそこの貴女?あ、始めまして藤木千春です。千春は、二人を見ている様子を愛華にきずかれしまう。私のことは千春さん知ってるわね?はい。愛華さん?ここはバーだからなんか注文してよ。何か注文したら許してあげるわ。ごめんなさい。愛華さん。立ち聞きしてしまってオレンジジュースください。はい。分かりました。お酒ダメなのね。可愛い。うふふ。こら、愛華さん。え、春吉。なんで呼び捨てじゃないのよ。千春は私の娘だよね。え、そうなの?ごめんなさい。春吉に千春さん。失礼を許してください。え、愛華さん。謝らないでくださいよ。春吉の娘さんなら仲良くしてよ。千春ちゃん。春吉と愛華は付き合ってるよ。愛華さん聞いてないのにしゃべるなよ。あら、いいじゃない。春吉。本当のことなんだからね。え、お父さん。お母さんのこと嫌いなの?え、千春。嫌いじゃないけど。春吉は私のものよ。あのー。愛華さんはこの店最近出したの?そうよ。千春ちゃん。素敵なお店でしょう?はい。愛華さん。千春。帰ろうか?え、うん。お父さん。また来るから愛華さん。はい。待ってるわ。春吉。また私も来ます。あら、千春ちゃん待ってるわよ。今日はお父さんの秘密を見てしまった。お父さんも家に帰りたくないと思うけど。千春はもっと帰りたくないなぁと思うのでした。
< 18 / 80 >

この作品をシェア

pagetop