有罪モラトリアム

ステージの方は片付けがされ始めていて、3時からは別のイベントが行われることがアナウンスされていました。
そのまま接客を続け、外国人の方の接客もなんとかこなして、
時間はあっという間に過ぎていきました。
途中でチジミが売り切れてしまうというハプニングもありましたが、残りの2種でなんとか乗り切りました。

5時近くになると、Iさんが「そろそろ閉めるよ~。」と言い、
私の初仕事は無事に終わりました。

I「おつかれさま!更衣室で着替えたら、控え室でバイト代受け取ってね~。」

E「お疲れ様でした。」

私「お疲れ様です~~~。ありがとうございましたっ!」


ロッカー室に戻って着替えを取りに行きました。
鍵・・・私が持ってて大丈夫かな??
キョロキョロと彼を探しましたが、見当たりません。
仕方なく、先に着替える事にしました。

着替えて控え室へ行くと、彼がいました。

私「カナタさん!お疲れ様です。」

彼「あ。ユキさん。ステージ見てましたねw」

私「やっぱり気づいてました?w」

彼「ユキさんが見てるから緊張しましたw」

私「これ、ロッカーの鍵です。」

彼「ありがとう。僕も着替えてきますね。」


彼は更衣室へ。
控え室を見渡すと、部長の前に行列ができています。
部長の近くにIさんとMもいて、どうやらバイト代を渡しているみたいでした。

私も列に並びます。
すると、Mが話しかけて来ました。
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