有罪モラトリアム

M「バイト代取って来てやるからそこで待ってて。」

私はBと2人でキャイキャイとお喋りを続けました。

私「バイト代6千円ももらえたんだよ!」

B「えー!そんなにもらえんの?」

私「ビックリしちゃったw」

Mが戻ってきてBにも袋を渡します。
カナタさんも着替えてもどって来ました。

B「ユキより少ない・・・w」

M「売り上げで左右されるんだよ・・・w」

私「カナタさん、おかえりなさーい。」

4人で暫く話していましたが、カナタさんとMは途中で呼ばれてしまい、
忙しそうに後片付けに走り回っていました。

部長が「ウェイトレスの皆さん、お疲れでした。バイト代を受け取ったら解散です。打ち上げに参加する人は控え室で待っていて下さい。」と挨拶していました。

私とBは打ち上げに参加することになってたので、控え室の片隅で2人でお喋りしながら片付けが終わるのを待っていました。

控え室の掃除を始めたみたいだったので、私とBも手伝いました。
片付けに結構時間がかかってしまいましたが、トラックに荷物を全部積んだところで、片付け終了となりました。
後は業者の人が掃除と残った片付けをしてくれるそうです。

彼「ユキさん、Bさん、居酒屋行きましょう。」

片付けを終えた彼とMと一緒に居酒屋へ向かうことに。
他の人たちも移動を始めました。
外はもう暗くなっていました。
居酒屋は駅のすぐ近くにありました。

でもなんだか人がまだいっぱいいます。
もしかしてこんなに大勢で打ち上げなの・・・?

私「打ち上げって何人来るんですか?」

彼「34人って聞いてます。」

私「34人!!」

彼「席予約してあるから大丈夫ですよw」
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